こんにちは、きままるです。
今日は、40代で年賀状じまいをした僕が、年賀状をやめるメリット・デメリット、やめる手順についてお話します。
この記事は特に、
- 年賀状じまいをしたい人
- 毎年の年賀状準備がストレスな人
- 紙の年賀状が時代に合ってないと思う人
におすすめの内容です。
紙の年賀状はもう終わりにしよう
僕は、2019年1月の年賀状を最後に、年賀状を送るのをやめました。
以後はLINEで済ませていますが、本当にLINEで十分だと実感しています。
年賀状をやめたほうが良い理由
①時間の無駄
12月は「師走」というだけあって、仕事でもプライベートでも不思議とやることが次から次へ湧いてきますよね。
そこにトドメを刺すのが「年賀状づくり」。
僕が送っていた年賀状は、ほんの10枚ほどで、しかも表も裏もパソコンで印刷していたので、人と比べると楽なほうだったと思います。
それでも、絵柄を選んだり、引っ越した人の住所を変更したり、手書きのコメントをつけたりして、3時間ほどはかかっていたと思います。
また、プリンターは普段あまり使わないので、いざ年賀状を印刷しようとすると、インクが切れていたり、クリーニングが必要だったり、最悪は買い替えになる場合もあり、さらに余計な手間がかかります。
②資源の無駄
日本郵便の発表によると、「2022年用年賀はがきの当初発行枚数は約18.3億枚」とのことです。
ちなみに、ハガキ1枚で3グラムらしいので、計算すると約5,500トンの重さになります。
輸送にも相当な燃料がかかっているはずです。
また、家のプリンターは年賀状作成の時期にしか使わないという人も多いと思うので、年賀状をやめればプリンターやインクを買う必要がなくなります。
近年注目されているSDGsや地球温暖化を考える上でも、年賀状は必要のないものだと言えそうです。
③お金の無駄
一般的な年賀はがきは、1枚63円です。仮に10枚送ると630円。
プリンターは1万円のものを5年使うとすると、1年あたり約2,000円。
インクカートリッジは、1年に1回交換すると約3,600円。
年賀状10枚送る場合でも、プリンターやインク代が高いので、結果として毎年約6,200円かかります。
1枚あたりに換算すると、約620円という驚きの結果になります。
④年賀状は捨てづらく、地味にたまっていく
もらった年賀状、捨てづらいですよね?
僕は、この何年かで余分な持ち物を捨てて、比較的スッキリした生活をしていますが、それでも年賀状だけは、なかなか捨てることができずに保管しています。
洋服などと違い「また買えば良い」的なものではないので、はっきり言って扱いに困る代物なわけです。
これ以上増やさないためには、年賀状をやめるのが一番です。
⑤LINEでつながっているほうが便利
特に親戚などの場合「年賀状でしか交流がない」なんてことも多いと思います。住所は知っているけど、電話番号を知らない場合もあると思います。
実際、僕もそうでしたが、年賀状じまいをきっかけに親戚とLINE交換しました。
LINEでつながっていると、冠婚葬祭のときなどの連絡手段として使えるので便利です。
また、親戚でなくても年賀状を交わすだけの間柄だと、いつ連絡が途絶えても不思議はありません。
連絡がとれるうちに、手軽な連絡手段を確保しておきたいものです。
年賀状のやめ方
年賀状じまいを予告する
次に送る年賀状に「来年からLINEにします。私のLINE IDは○○○です。」のような感じで案内を添えます。
忘れずに、LINEの設定で「IDによる友だち追加を許可」しておきましょう。
「LINEアプリ」>「右上の歯車マーク」>「プライバシー管理」>「IDによる友だち追加を許可」をON
中には、LINEを送るのも面倒な相手やLINEでつながりたくない人もいると思います。
その場合は、次のようなふわっとした文面にして、来年どうするかには触れずにフェードアウトすると良いと思います。
「勝手ながら、時流に合わせハガキでの年始のご挨拶は、みなさま来年以降は控えさせていただきますが、今後ともよろしくお願いします!」
次の年からLINEで送る
予告さえ済んでしまえば、終わったも同然です。
次の年からは、手軽にLINEで年始のあいさつを送るだけです。
ちなみに、LINEの転送機能を使えば、同じ文面を15人まで一斉送信することができるので便利です。
ただし、スタンプは転送機能を利用することができないので注意してください。自分の言葉で送ったほうが喜ばれる上に、15件ずつ送信できるので、スタンプでなく普通のメッセージがおすすめです。
具体的な転送のやり方は、こちらの記事をご覧ください。
年賀状をやめるデメリット
元旦に多少時間をとられる
この記事を書いている2021年10月時点で、LINEアプリには予約送信するような機能はないため、元旦にLINEの送信作業を行うことになります。
印刷したりする手間はないものの、元旦に多少の時間を取られる点は注意が必要です。
失礼だと感じる人もいる
事前に予告したとはいえ、目上の人や、性格によっては「失礼だな!」と思う人がいないとは言い切れません。
特に会社の上司や仕事の取引先など、直接的なデメリットにつながる可能性がある場合には、年賀状を継続したほうがいい場合もあるでしょう。
「お年玉付き年賀はがき」が楽しみな人もいる
お年玉抽選を楽しみにしている人も一定数存在しますが、これは諦めてもらうしかありません。
LINEと日本郵便がコラボして、「お年玉年賀スタンプを予約送信できるサービス」なんかを出してくれると、相当需要あると思うんですけどね。
まとめ
冒頭もお伝えしましたが、僕は年賀状をLINEに切り替えて、本当に良かったです。
時間やお金の無駄もそうですが、何より「早く年賀状を準備しなきゃ」と思うこと自体がストレスだったので、そこから開放された喜びが一番大きいです!
ぜひ、試してみてください。