一人暮らしで備えておきたい防災グッズ【在宅避難特化】

防災グッズ

こんにちは、きままるです。

今日は、「一人暮らしで備えておきたい防災グッズ」についてお話します。

この記事は特に、

  • 一人暮らしで災害に備えていない人
  • 在宅避難で必要なものを調べている人
  • 一人暮らしをしている子供や孫が心配な人

におすすめの内容です。

目次

在宅避難に重点をおいた災害対策をしよう

一人暮らしをしている人で、災害の備えをしていない人も結構多いのではないでしょうか?

家族がいる場合に比べ、「自分一人ならなんとかなる」とか「気にはなっているけど、仕事に追われてなかなか…」なんてことになっていませんか?

実際、僕もずっと「防災グッズを用意しなければ…」と思いつつ、最近になってようやく準備をしました。

防災グッズを揃えるにあたって、いろいろ調べましたが、本当に情報がさまざまで、どこまで対策したらいいのか迷っていたところ、「在宅避難」という言葉があることを知りました。

この在宅避難は、僕のように一人暮らしをしている人や、全く備えをしていない人が手始めに行う災害対策としてぴったりだと思い、在宅避難のために必要なものを揃えることにしました。

それでは、在宅避難をおすすめする理由と、実際に僕が揃えたものをご紹介します。

在宅避難の準備をおすすめする理由

①家に住めなくなる可能性よりライフラインが途絶える可能性のほうが高い

災害といえば、まず地震を思い浮かべる人が多いと思いますが、1981年6月以降の新耐震基準で建てられた建物では、地震で倒壊することはあまりないそうです。

災害発生時、テレビなどで避難所の映像が必ずと言っていいほど放送されるため、災害=避難のイメージを持つ人が多いと思いますが、自宅の安全が確保できる場合は、原則、自宅での避難=在宅避難をすることになるそうです。

また、近年は、地震や台風の影響で広範囲かつ長時間に渡る停電が数多く起きていて、「家自体は無事だけど電気が数日間使えず大変な思いをした」という経験をかなりの人がしているようです。

②避難所を想定するより備えのハードルが低い

防災の備えの必要性を感じていても、準備していない理由は「面倒くさい」という理由がほとんどだと思います。

避難所生活を想定すると、在宅避難で必要なものに加え、プライバシーの保護に必要なものや、衣類、毛布・レジャーシートなど、さらに多くのものを用意する必要があるため、準備にかかる手間や費用が増えます。

まだ備えをしていない人は、まずは在宅避難の準備から始めるのが良いと思います。

③できることなら避難所に行きたくない

僕が防災グッズを揃えるのにあたりネットでいろいろ調べていく中で、避難所生活の影の部分に関する記事をいくつか目にしました。

ここでは具体的な内容については触れませんが、他人同士の老若男女が狭い空間で生活していれば、プライバシーを守るのが難しいことは容易に想像がつきます。

あくまで僕個人についてですが、避難所で生活するだけで、メンタルや体調を崩すのが目に見えています。

在宅避難に必要なもの(1人3日間分)

僕は、一人暮らしで3日間停電・断水した場合を想定して備えをしています。

ランタン

夜間の停電時、欠かせないのは明かり。在宅避難では、懐中電灯よりも置いて使えるもののほうが便利です。
僕が使っているものは、持ち上げるだけでスタンドから簡単にとりはずせるので、懐中電灯としても使用できます。球ランタンとも呼ばれています。
カタログ上は、乾電池3本で弱モードで1,100時間、強モードで60時間使用可能とのことですが、実際に使ってみた感想としては、停電時の食事やトイレで使うことを考えた場合、強モードの明るさが必要だと思います。
それでも60時間もつのであれば十分です。ちなみに、材質は電球部分を含め、ガラスではなくプラスチックです。

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モバイルバッテリー または USB出力できる充電器

スマホ用の通常のモバイルバッテリーを日常的に利用している人は、それで十分だと思いますが、僕は、車や会社でもスマホを充電できるため、スマホ用のモバイルバッテリーを持っていません。
停電に備えて、最初は通常のモバイルバッテリーの購入を検討しましたが、普段使っていないと、いざというときに充電していなかったり、電池の劣化などで使えなくなっていたら嫌なので、乾電池や充電池からスマホを充電できるタイプにしました。
下記商品は、単3なら乾電池でも充電池でも、さらには混在させてもスマホの充電が可能な上、普段は充電池の充電器として利用できるので、防災のためだけの出費にならない点もおすすめです。

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スマホの充電ケーブル・変換アダプタ

在宅避難では、予備のスマホの充電ケーブル等は必要ないと思うかもしれませんが、災害用に用意したバッテリー類から、自分が今使っているスマホをちゃんと接続して充電できるように、必要なケーブルや変換アダプタなどを用意しておく必要があります。
また、万が一、自宅から緊急避難する場合に備えて、普段使用しているものとは別に、バッテリー類と一緒に保管しておくことをおすすめします。

乾電池・充電池

災害時に備えて、多めに乾電池を用意しておくと安心です。最低でも、自分が用意した電気製品すべてをまかなえる分の電池を用意しておきたいですね。
僕は、乾電池でなく、日頃から充電池を利用しています。乾電池に比べ、買い忘れの心配が少ないのでおすすめです。

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ラジオ

スマホがあればラジオはいらないと思っていましたが、停電が長時間に渡った場合、スマホのバッテリーはなるべく節約したいはずです。また、万一バッテリーや乾電池を使い果たしてしまった場合にも、手回しで充電できるラジオを持っていると安心です。
僕が使っている下記商品は、コンデンサー充電というタイプのもので、10年放置していても基本的に充電池がだめになることはないそうです。

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カセットコンロ

災害時、温かい食事や飲み物がとれると、かなりストレスが和らぐと思います。また、湯に浸したタオルをしぼったもので顔や体を拭けば、ウェットティッシュで拭くよりもリフレッシュできます。

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カセットガス

上記で紹介したカセットコンロで、カセットガス(250g)1本で強火で約70分使用できるそうです。3日間を想定した場合、2〜3本あれば十分です。なお、イワタニ公式サイトによれば、使用期限の目安は7年とのことです。

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簡易トイレ

トイレの平均回数は、大人で1日5回といわれています。3日間で15回分用意しておけば、ひとまず安心です。
下記の商品は、黒いビニール袋×15個、凝固剤×15個のみが入ったシンプルなものです。15年間の品質保証がうたわれています。

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おしりの清浄剤

見落としがちですが、ウォシュレットになれた現代人にとって、トイレを済ませたあとにペーパーで拭くだけでは気持ち悪いと感じる人も多いと思います。
「サニーナ」は、トイレットペーパーにスプレーして、スッキリやさしく拭き上げることができるのでおすすめです。

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
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水のいらないシャンプー

最近はさまざまな商品が出ていますが、値段などを考えるとやはり定番のこれにたどり着きます。拭き取るときにドライタオルでなく、固くしぼったホットタオルで拭き取ると、さっぱりしておすすめです。

姫路流通センター
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大人1人あたり1日3Lが目安なので、3日間分で9Lが必要になります。僕は、500mlが24本セットになっていて、5年保存できるものを購入しました。合計12Lなので、少し余裕があります。
そのうちの4本(合計2L)だけは非常用持ち出しバッグに保管しています。非常用持ち出しバッグについては、あとでお話ます。

また、賞味期限が切れてしまった水も、レトルト食品の温めやホットタオル作りに使えるので、できれば捨てずにとっておくと良いと思います。

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給水袋

給水車などが来た際に、お水を入れてもらうための容器です。万が一断水が長期化した場合に備えて、念の為持っておきたいです。
僕は6.5Lのものを購入しました。両手で2つ持つことを想定すると合計で13Lになります。1人なら4日分にはなるので、保管スペースなどのことを考えるとこれで十分だと思います。

紙皿

食器を洗えない場合に備えて、紙皿を用意しておく必要があります。
僕は、ダイソーで15枚入りのものを購入しました。ラップをかけて使用すれば繰り返し使うことができます。

食料①ごはん・おかず

長期保存できるレトルト食品

3日分のご飯なので、最低9食が必要です。
ご存知の人も多いと思いますが、「ローリングストック」と言って、日常的に消費するものを習慣的に多めに買うことで、いざというときのための備蓄を、無理なく行う方法がおすすめです。

上記の写真では、3日分だけのせていますが、僕は、パックご飯と無印のレトルトをほぼ毎日食べているので、約1ヶ月分まとめて購入しています。そのため、実際には少ないときでも2週間分くらいのストックがあり、食料に関しては絶対的な安心感があります。興味がある人は下記をご覧ください。

食料②おやつ

おやつは、食料としてというよりは、どちらかと言うとストレス解消のために食べる意味合いが強いと思うので、自分が好きなものを用意するのが一番だと思います。
季節を問わず常温で長期保存できるものがおすすめですが、「ローリングストック」をするのであれば、それほど気にする必要はないと思います。
個人的なおすすめは、「個包装されているナッツ類」です。普段はヘルシーな間食として、災害時には非常食になるので万能です。

非常用持ち出しバッグ

「在宅避難対策をおすすめしておいて、なぜ?」と思う人も多いと思いますが、理由は主に2つあります。

1つは、夜中に停電した場合に、せっかく用意した防災グッズがあちこちに散らばっていては不便です。
もう1つは、緊急時に迷いなく自宅外に避難するためです。在宅避難対策を十分していても、いざという時には速やかに自宅をあとにする必要があります。自宅のいろいろな箇所にある防災グッズに後ろ髪を引かれて、避難に躊躇するようなことがあっては本末転倒です。
緊急時には、非常用リュックをさっと掴んで、迷わず脱出です!

ちなみに、よく「防災リュック」として販売されているナップサック型の簡単な作りのものより、アウトドア用のもののほうが、収納しやすく背負いやすいのでおすすめです。
僕は必要最低限のものが入れば良い考えなので、35Lのものを使っていますが、避難所生活を想定して衣服や食料なども入れたい場合は、40L以上のものを選んだほうが良いと思います。

非常用持ち出しリュック
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番外編①:ポーチ

電気製品・コード類・電池など、一緒に使用するものは、ポーチなどでまとめておくと便利です。

特に、無印良品の「ナイロンブック型ポーチ」は、エネループとの相性が抜群で、充電器、電池が4本入るケースが4個、ケーブル類がいい感じで収まります。もはや、エネループの純正では?と思うレベルです。

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番外編②:通勤・通学バッグ

普段、通勤や通学で使用しているバッグには、財布のほかに、例えば、予備のコンタクトやメガネ、持病の薬、衛生用品、モバイルバッテリーなど、各自が必要なものを入れていることが多いと思うので、緊急時には、非常用持ち出しバッグと一緒に持ち出すと良いと思います。

まとめ

最後に、今回ご紹介した在宅避難に重点をおいた防災グッズと、非常用持ち出しバッグに入れておいたほうが良いものを表にまとめておきます。

防災グッズ持ち出し袋に入れておく
ランタン
モバイルバッテリー または USB出力できる充電器
スマホの充電ケーブル・変換アダプタ
乾電池・充電池
ラジオ
ガスコンロ×
カセットガス×
簡易トイレ
おしりの清浄剤
水のいらないシャンプー
一部のみ
給水袋
紙皿
食料①ごはん・おかず×
食料②おやつ
非常用持ち出しバッグ

本日は、在宅避難に重点をおいた防災グッズについてまとめてみました。

繰り返しになりますが、いくら在宅避難に備えたからといっても、自宅に危険が迫ったら迷わず脱出してくださいね。

それではまた!

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